クラシックカー購入時に確認すべき箇所とは
皆さんこんにちは。
今日は「今愛車を探している最中の人」に向けて、車を購入する際の選び方について紹介します。
あらゆるところで車を吟味して選んだ愛車にもかかわらず、いざ乗ってみたら「ガタがきていた」「トランク内が汚なかった」など、マイナスポイントが目立つ車だったら悔しいものです。
購入して良かったと心から思える車に出会えるよう、今回はいくつかのチェックポイントをご紹介します。
ボディや下まわりがサビていないか確認する
旧車の見た目を左右するボディがサビていないかチェックしましょう。
ボディは特に問題がない状態でも、下まわりがサビている場合があります。
もし下まわりがサビていれば、整備不足の可能性があり、そのような車を購入すると大がかりなレストアが必要になるかもしれません。
下まわりのサビを確認するにはリフトアップが必要なので、少し面倒に感じるかもしれませんが、お店の人にお願いしましょう。
ちなみに購入時、ユーザーがボディ重視orメカ重視でみるポイントも変わってくるのが正直なところ。
「ボディのレストアはメカよりも費用がかかる」というタイプと、「明らかにボディの傷みがひどくなければ、メカの状態が良い車を買う」タイプもいます。
どちらを重視するかはユーザー次第ですが、この重視する部分をあいまいにすると、選ぶのに時間を要するため、明確にしておいたほうが得策です。
内装の状態も大切
旧車だと、シートの破れやダッシュボードの割れなどが多いため、自分が許容できる範囲の車を探しましょう。
カーエアコンやラジオの稼働、メーターがしっかりうごくか確認することも大切です。
そもそも旧車にはクーラーそのものがない車種も多いです。
旧車が発売された時代、今よりもそんなに暑くなかったのも関係しているかもしれません。
炎天下の中クーラーなしで運転するのは気力と体力が必要なので、今後付け電動クーラーキッドを装着する人もいます。
それを取り付けるかどうかは自己判断なので、その点も踏まえたうえで内装を確認しましょう。
エンジンオイルの汚れ具合もチェック
燃料注入口(フィラーキャップ)を開けて、エンジンオイルの状態を確認するのも大切です。
オイルがこびりついている・色が真っ黒の場合、こまめに交換されていない可能性があります。
取り切れなかった汚れはヘドロ状の汚れ(スラッジ)となり、内部に蓄積されるため、フラッシングが必要です。
ただし、状態がひどい場合だと汚れを落とす作業をしても、内部の汚れがきちんと取り切れないため、このような車を選ばないのが賢明です。
冷却水のサビやエンジンルームの異音も確認する
冷却水のサビは、エンジンが冷えているとき、ラジエターキャップを開けて確認しましょう。
キャップが茶色になっている場合はサビが発生しているサインです。
冷却水を確認した後はエンジンをかけ、エンジンルームから異音がしないかチェックしてください。
キュルキュル・カタカタといった音が出ている場合は、整備不測の可能性があり、状態によってはエンジン部分がやられている可能性があります。
旧車は、一般の中古車よりも見るべき箇所が多々あります。
もしできるならリフトアップをお願いして気になるところをくまなく見てもらいましょう!