クラッシックカー好きのおじさんブログ
ホーム » クラシックカーの豆知識 » そもそもクラシックカーとは?

そもそもクラシックカーとは?

黒のクラシックカー

皆さんこんにちは。このブログに立ち寄ったということは、クラシックカーが気になっているお一人ではないでしょうか…!?
私はクラシックカー愛好家でもあり、クラシックカーの修復業者として車を愛でている50代のおっさんです。
クラシックカーのことを色々語るブログとして立ち上げたので、今日はクラシックカーの定義をお話しますね。

そもそもクラシックカーって?

このブログを読んでいる方の中には、クラシックカーって何ぞや?って思う人もいるでしょう。
クラシックカーといっても呼び方は1つだけではなく、旧車(きゅうしゃ)・ビンテージカー・ヒストリックカーともいわれています。

年代によってクラシックカーの分類が異なっていて、1904年以前はベテランカー(Veteran Car)、1916年頃まではエドワーディアンカー(Edwardian Car)、1930年頃はビンテージカー(Vintage Car)が登場しました。

なんでも、エドワーディアンカーが製作された時代に、史上初めてスポーツカーという概念が生まれたらしい。
また、「古くて価値のある車」を指したビンテージカーが制作された時期は、名車が数多く続出する魅力的な年代でもあります。

第2次世界大戦前でもクラシックカーは製造されており、1942年頃はポストビンテージカー(Post Vintage Car)なるものが誕生。その後、戦後につくられたヒストリックカー(Historic Car)と、年代によって区分がつけられているのもクラシックカーの面白いところです。

クラシックカー=「古い車」ではない

そう、クラシックカー=「古い車」と思っている方いませんか?
確かに古い車ではあるのですが、単純に古ければ良いわけではありません。
製造された当時と近いコンディションが維持されている、もしくは当時と近い状態に修復されているのがクラシックカーの必須ともいえるのです。
上記の年代に該当する車を所有していても、コンディションが悪ければ「クラシックカー」と呼ぶことはできません。

ヒストリックカーに関しては、車の履歴が明確であることが求められているのが大きなポイント。
ここでいう履歴というのは、出荷日や購入者、転売先といった記録なので、ヒストリックカーの名を語れる車はすごく貴重です。

今私がお話したのは、イギリスでの分類方法で、実際日本での定義ははっきりしていません。
ただ、日本クラシックカー協会(JCCA)が実施するクラシックカーレースの規定によると、「1975年までに生産された車(同型車に限り1979 年までに生産された車)」とあるので、日本のクラシックカーの定義は、この時期を基準として判断しても良いのかも。

今日はクラシックカーの定義に触れてみました。少しでも興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいな~。
次回はクラシックカーのレビューか、愛車との旅について書こうかと思っています。

クラシックカーの豆知識